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何でこんなに臭うの?気になるワキ汗の原因を知って対策しよう

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ワキ汗に悩まされやすいタイプと臭いやすい理由

ツンと来るワキ汗に注意したい人の特徴

日本人の1割から2割弱の方がワキガに悩まされていると言われています。汗の臭いが少し気になる程度の方から、近くにいるだけでツンとした鼻につく臭いが気になる方、洋服に付いたワキ汗の臭いがなかなか取れない方など、人によって程度の差がありますが、いずれも自分だけではなく周囲にも不快感を与えるために何らかの防止策が必要です。

  • 家族にワキガ体質の人がいる
  • 耳垢が湿っている
  • 皮脂が多く肌がベタつく
  • 洋服につくワキ汗染みが黄ばんでいる

こうしたことに当てはまる方は、ワキガが強くなる傾向にあります。

ワキにある2つの汗腺について知ってこう

ワキ汗が臭いやすいのは、そもそも汗の量が多い部位だからということもあります。ワキは全身の中でも汗を分泌する汗腺が集中しているのです。

  • エクリン腺
  • アポクリン腺

汗腺にはこの2つの種類がありますが、しかし、双方共に排出された汗そのものはその時点では無臭です。エクリン腺は体温調整を行うためにたくさんの汗を排出しますが、汗の成分のほとんどが水で、わずかな塩分と尿素を含んでいる程度のさらりとした状態のものになります。

一方のアポクリン腺はワキ以外にも陰部や肛門、耳や乳輪などのみにある汗腺で、白っぽく粘り気のある汗を排出します。8割程度の水分の他、残り2割にタンパク質や脂質、アンモニアを含んでおり、このアポクリン腺から出た汗が臭いの元になるのです。

元々はフェロモンとしての役割があったアポクリン腺が排出する汗ですが、人間が進化していくと共に退化してきたものの名残だとされています。量には個人差があり、アポクリン腺の量が多い人ほどワキガになりやすいのです。

汗を放置しておくのが問題

エクリン腺、アポクリン腺のそれぞれから出た汗は、どちらもそのままの状態で強い臭いを発するわけではありません。これらの汗が皮脂などと混ざり合って雑菌を繁殖することでワキガの原因になります。アポクリン腺の数が多い場合にはワキガの発生リスクが高くなりますが、対策を行っていれば充分に防ぐことが可能です。

質のいい汗をかいて悩みを解消しよう

普段から汗をかく習慣をつける

毎日湯船に浸り軽い運動をする習慣を身につけるなどして、日頃から汗をかくようにしておくことが大切になります。汗腺が日常的に使われていると老廃物が詰まりにくく、さらりとした臭いの元になりづらい良質の汗をかけるようになるのです。

なるべく歩くように心がける、座りっぱなしにならないように注意をするなど、日頃の動作から身体を動かすことを心がけることが大切です。また、シャワーで済ませずにゆっくりと湯船で温まり汗をかくようにしておくと、汗腺の活動が活発になります。

かいた汗はこまめに拭き取るようにする

臭いは汗そのものではなく、成分が分解されて雑菌が繁殖するまで放置されるのが発生原因です。汗をかいてから1時間ほどでワキガのツンとした悪臭が感じられるようになるとされていますから、その前に拭き取るように対策をしていれば防ぐことができます。お湯で絞ったタオルで拭き、拭き取りシートを使用して清潔さを保つように心がけてください。

乾いたタオルを利用して汗を取り除いてしまうと、皮膚が水分量の低下を察してより汗をかかせようと汗腺が働いてしまいます。適度に水分を残せるように、濡れたタオルやシートを利用するのがベストです。また、必要に応じてデオドラント剤なども併用して対策を行ってください。

食生活を見直して対策を行う

脂っこいもの、甘いものを多く摂取していると、汗がどろどろになってアポクリン腺の活動を活性化させてしまいます。摂りすぎには充分に注意をしつつ、汗の質を高めるビタミンAやビタミンEを意識して摂り入れることをおすすめします。

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