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汗の臭いが気になるなら!今日から使える汗対策

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ツボを押さえて汗対策

ツボ押しでできる汗対策

気温の変化や緊張によってかいてしまう汗。急に大量に汗をかいて、服にシミができたり臭いが気になるときには、ツボ押しによって応急処置的な汗対策を行うことができます。

コケイ

額など顔にかいてしまう汗を止めたいときには、小指の脇にあるコケイというツボが効果的です。コケイの場所は、手のひらを握ったときに出来る、手相でいう感情線(手のひらを広げたときに見える、「ラ」の字の上の横棒の部分)の先にあります。この部分を指などでゆっくり押すことで、顔にかく汗を一時的に止めることができます。

ダイホウ

ダイホウは胸の脇、第六肋骨の間にあるツボです。両手を自然に組んだとき、手が来る位置がほぼダイホウに当たります。このツボは脇に大量に汗をかいたときに効果的で、手のひらなどで圧迫することで脇の汗を止めることができます。着物を着ている女性が汗をかかないのは、帯をぎゅっと締めることでこのツボを圧迫しているからだとも言われています。

ゴウコク

ゴウコクは手の親指と人差し指をつなぐ関節の付け根にあるツボです。このツボは様々な効果があり、万能のツボと呼ばれることもありますが、特に強く働きかけるのは自律神経。もし緊張や興奮で汗が止まらない場合など、心理的な影響で汗をかいてしまうときの対策として効果的です。

食生活の見直し

油っぽいものを避けてビタミンを摂取

汗の臭いの中には、摂取した食べ物の臭いも含まれています。そのため、食生活を見直すことで、汗の臭い対策を行うことができます。

塩分の強いものを避ける

塩分を摂りすぎると、身体は水分バランスを保とうとして大量の水分を求めるようになります。身体に水分が溜まりすぎると、体温のコントロールが上手くいかなくなって、暑くないのに変な汗をかいてしまう、食事をしただけで大量の汗が出るといった事態につながります。さらに摂りすぎた塩分を排出するため発汗を促してしまうので、できるだけ塩分は控えましょう。

お菓子は控え目に

甘いものに含まれている糖分は、汗をかくアポクリン汗腺を刺激します。このアポクリン汗腺は脇の下や耳などに分布するもので、臭いの強い粘度の強い汗を出すという特徴があります。アポクリン汗腺から出る汗は少量でも臭いが強いため、自分ではそれほど汗をかいていないつもりでも、周囲に汗臭いと思われることもあります。そのため、汗の臭いが気になる場合には甘いものは控えたほうがいいでしょう。

ビタミンA、Eは積極的に食べる

ビタミンAやビタミンEは身体の酸化を防ぐ抗酸化作用があることでも知られていますが、この抗酸化作用は汗の臭いの原因となる脂肪酸も分解する手助けをしてくれます。しっかりとビタミンA、ビタミンEを摂取しておくと、汗をかいてもそれほど臭わない汗となるため、汗対策として効果的。ビタミンAやビタミンEは緑黄色野菜、アーモンドなどに多く含まれているので、これらの食品を積極的に食べるとよいでしょう。

汗腺を鍛える

汗腺を鍛えることで臭わない汗に

汗腺は汗を出すための器官ですが、この汗腺を鍛えることが汗対策として非常に重要になります。汗腺を鍛えてしまうと余計に汗が出るのではと思うかもしれませんが、実際はその逆。汗腺が衰えていると確かに汗の量は少なくなりますが、少ない汗で余計なものを排出しようとより臭いの強い汗になってしまいます。

さらにべたべたした悪い汗になり、皮膚や衣類に臭いの原因が残りやすくなってしまうため、汗腺を鍛えると臭いの少ない汗をかくことができます。

シャワーではなく入浴

お風呂にお湯を溜めずシャワーで済ませるという人も少なくありませんが、汗腺を鍛えて健康な汗をかくためにはお風呂が効果的。長時間浸かれる、ぬるめのお風呂にゆっくりと入りましょう。

水分を摂る

汗をかきたくないからと水を飲まないのは逆効果です。汗の量が少ないと、汗腺も働くことができず、ますます衰えていってしまいます。

冷房に注意

冷房などで身体を冷やしすぎると、汗腺は汗をかく必要がないと思い込んで機能を停止してしまいますが、この状態が長く続くと汗腺の衰えにつながります。また冷房によって毛穴が閉じてしまうため、ますます臭いの強い汗しかかけない身体になってしまいます。

ストレスは大敵

汗が出る汗腺には二種類あります。一つは臭いのある汗を出すアポクリン汗腺、もう一つは無臭の汗を出すエクリン汗腺です。しかし、本来無臭の汗が出るエクリン汗腺は、ストレスを感じた場合、尿素やアンモニアを含んだ汗を出すことがあり、この尿素やアンモニアが皮膚の細菌を分解することで、汗の臭いの原因となることがあります。そのためストレスをできるだけ減らすことが汗の臭い対策にも有効です。

リラックスした時間を作る

ストレスの軽減にはリラックスした時間を作ることが重要です。特に汗は自律神経の働きに影響を受けますが、リラックスする時間を持つことで自律神経が正常な状態に近づき、無駄な汗をかくことが少なくなります。

趣味を持つ

ストレス対策には気分転換が効果的。趣味などを持ち、ストレスを感じる時間を減らすことも大切です。部屋でひとりで楽しむものもいいですが、できれば身体を動かし、汗腺も同時に鍛えると一石二鳥といえるでしょう。

即効性のある汗対策って?

いますぐ汗を止めたい!に効くものとは

食生活の見直しや汗腺を鍛えることは汗対策として効果的ですが、時間もかかります。どうしてもすぐに汗を止めたいとき、ツボが効かなかったときなど、より強力な汗対策を紹介します。

ミョウバン水

水10に対してミョウバン1を溶かして作るミョウバン水は臭い対策に効果があります。汗をかいたとき、スプレーすることでかなり臭いを抑えることができます。また、ミョウバン水を入れたミョウバン風呂も汗の臭いに効果があります。

塩化アルミニウム液

汗の量が多いという人には塩化アルミニウムを溶かした液が効果的です。塩化アルミニウムは毛穴に働きかけて汗を抑え、塩分と反応することで汗をストップさせます。特に脇の汗に効果的で、殺菌効果もあることから臭い対策としても有効だと言われています。

塩化アルミニウム液を自作して作るのが不安だという人は、塩化アルミニウムの入った制汗スプレーなども販売されているので、含有率が高いものを使うといいでしょう。ただし、かゆみやかぶれなどの副作用がある場合や、使用しすぎると汗をコントロールできなくなってしまうので注意しましょう。

専門の薬剤を使う

本当に汗をかいて困る、汗のにおいが気になって仕方がない場合、皮膚科や心療内科で汗に関する薬を処方してもらえることもあります。

プロバンサイン

ブロバンサインは「プロパンテリン臭化物」という成分を含んだ飲み薬で、副交感神経に働きかけて汗を抑えます。通常、飲んでから30分から1時間で効果が現れ、4〜5時間程度効果が持続すると言われています。人によっては副作用が現れることもあるため、病院で受診して正しく処方してもらいましょう。

トフィソパム

トフィソパムは自律神経に働きかけて汗を抑える薬です。これは簡単に言えば心の状態を穏やかにするもので、心療内科以外でも内科や産婦人科でも処方されることがあります。緊張した場合や、不安を感じたときに大量の汗をかいてしまうという人に処方される薬で、こちらも正しく処方されたものを服用しましょう。

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