汗を抑える方法
日頃から適度な運動を行う
毎朝、ウォーキングを行う時間を取り入れるなど、運動する時間を作ります。運動不足であると、粘っこい汗が出やすく、いざという時にどっと汗をかいてしまいます。そのため、少しの運動でも大丈夫なので、日常的に取り入れてあげることで改善されるでしょう。
エレベーターを使うのではなく、階段を使用するなど、少しの工夫でも良いです。一駅歩いて帰るなど、今の生活に少し足すような運動が持続しやすいです。無理な運動メニューを取り入れても、三日坊主で終わってしまうようでは元も子もありません。無理しないようにしましょう。
自分にプレッシャーをかけ過ぎない
緊張する場面が増えると自律神経の動きが活発になり、通常よりも多くの汗が身体から出てしまいます。そのため、ストレスを溜めないような生活を心がけることが大切です。自分を追い込み過ぎず、時にはリラックス出来るように逃げ道を作ってあげることで、汗もかき過ぎません。
緊張してきたと感じたら、深呼吸を何度か繰り返すなど、自分自身を落ち着かせてあげましょう。悩みなども溜めず、何かあった時相談出来る人を見つけておくのも良いです。緊張し過ぎてしまうと、汗のみならず、貧血などで倒れてしまうこともあります。自分の身体を守るために心身ともに健康でいるのが一番です。
首の後ろを重点的に冷やす
汗が出るということは身体がポカポカと熱く、体温が上昇している時に起こりがちです。汗がどうしても止まらないという場合、首の後ろを特に冷やしてあげましょう。顔の汗防止によく効き、体温も直ぐに下がります。保冷剤や濡れたタオルを使うと良いですが、周りにそういうものがない時は自分の手でも効果が出ます。
汗の臭いを抑える方法
汗をかいたら直ぐ別の服に着替える
対策として、汗をかいたら直ぐにシャワーを浴びて、清潔な服に着替えるようにしましょう。汗は無臭です。時間を置くことで菌が増殖して、独特な臭いを発するようになります。出来るだけ汗が染み込んだ服を脱ぎ、菌の増殖をこれ以上増やさないよう気をつけましょう。運動するなら着替えを持っていくなど、事前の準備が功を奏します。
タオルでこまめに汗を拭く
ダラダラと流れ出る汗をそのままにしてしまえば、衣服に染み込んでしまいます。その余分な汗を事前に取り除くように、タオルを用意しておくと良いでしょう。タオルじゃなくてハンカチでも大丈夫です。見た目も非常にスマートに見え、臭いが広がることもありません。その使用したタオルやハンカチは出来るだけ早い段階で洗濯するように心がけましょう。
脂っこいものを食べ過ぎない
食生活が乱れてしまい、日常的にジャンクフード、カップ麺を食べるようでは、出る汗の臭いが強くなります。なるべく野菜などヘルシーなものを取り入れて、臭いを改善させていきましょう。また、ダイエットにも非常に効果的なので一石二鳥です。外食も意外な落とし穴で、食品一つ一つに大量の油分が含まれていることが多いです。同じものを食べるなら手作りするなど、機転を利かせましょう。
エアコンを使い過ぎない
夏であれば、暑さを感じるのでエアコンを使用する人も増えることでしょう。エアコンは非常に便利ですが、汗をかくという習慣を取り除いてしまうので、出る汗も臭いを発しやすくなります。一日中エアコンを使用しないで、比較的涼しいと感じる日は使わないなど、ルールを決めるとメリハリもつきます。ですが、使わな過ぎても熱中症の原因になるので、気をつけましょう。
制汗剤を利用する
臭い対策に効果抜群なのが制汗剤です。シューと脇にかける衛生的なスプレータイプ。臭いの元に直接塗り込む直塗りタイプがあります。使うと使わないでは大違い。嫌な臭いを完全にシャットアウト出来ます。汗をかく前に使用し、人によっては一度使えば、家に帰るまで臭いを発しません。
腋臭対策にも効果的で、手術を検討しなくても無臭で過ごせます。ドラッグストアで安価で買えるのでコスパも非常に良いです。自分の肌に合う合わないがあり、使用し続けることで肌がかぶれる制汗剤も中にはあるので、何か問題が発症したら直ぐに使用を停止しましょう。
これをしている人は臭いやすい
同じ服を二日にまたいで着ている
一度着た服はなるべく、その次の日も着用しないようにしましょう。少量でも汗をかいている場合、既に衣類に菌が付着しています。自分的に臭いはしないと感じていても、周りの人には悪臭と捉えられていることもあります。人は自分の臭いには鈍感です。最低限のエチケットは守りましょう。また、服をずっとタンスにしまっておいても、独特の臭いを発します。一度洗濯してから着る方法を取り入れるようにしましょう。
お風呂でゴシゴシと皮膚を強く洗う
お風呂で身体を洗う時、ゴシゴシと力を入れ過ぎてはいないでしょうか。汗予防や体臭対策に良いと思われがちですが実は逆です。擦り過ぎてしまうと身体を守る良い菌も同時に流してしまいます。汗をかいた際、結果悪い菌が増殖しやすい身体が出来上がってしまいます。
また、皮膚を痛めつける原因ともなり肌荒れが起こる場合もあるので気をつけましょう。身体を洗う際は、優しく丁寧に、スポンジを用意してあげるとシャンプーも泡立ちます。
シャワーを浴びている
逆に簡単に、湯船に入らずシャワーのみで済ますようでは、汚れ、疲れも落ちず臭いの原因となってしまいます。一時間も二時間も入らなくて大丈夫ですが、身体が温まるまで湯船に浸かるよう心がけましょう。自律神経も整える働きがあるので一石二鳥です。身体を洗う際も首の後ろ、耳の後ろ、背中もきちんと洗うように気をつけます。何事も丁寧に行うことで、臭いも改善していきます。
脇が密着した服を着ている
汗臭い対策として、脇が密着した服を着るのは出来るだけ避けましょう。脇部分は汗をかきやすい部位でもあり、腋臭体質の人であれば、衣類に汗が付着するので、更に臭いが蔓延してしまいます。なるべく脇部分はゆったりした服を着るのが望ましいです。
着用する機会がある場合、脇汗を受け止めてくれるパットを用いると良いです。密着した服であれば、脇汗をかけば、染み込み色が変化するので、直ぐにわかります。引き締まって見える服ですが、デメリットもあるので、着る場面を選ぶようにしましょう。
汗対策に効果的なツボ
陰げき
手首の内側にあるツボです。小指を手首側に辿っていき、手首のシワの部分から下方向へ、1cm少し行った場所にあります。痛みを感じない程度に押してあげましょう。効果として息切れ、急な熱を取り除く作用があるので、緊張からくる汗に効果的です。深呼吸しながら押してあげると徐々に汗も止まります。また、不眠気味の方にもよく効くツボです。
大包
脇部分の真ん中から見て少し下にあるツボです。顔の汗によく効くので、メイクを行う女性に特におすすめです。ゆっくり押してあげると汗も次第に引いてくることでしょう。また、着物を着る際には、大包を意識してきつく締めてあげると夏場でも汗をかきにくくなります。服を着ればわからないので、どうしても汗をかきたくない時は、大包のツボを押しましょう。
合谷
手の裏側にあるツボです。人差し指と親指が合流する場所に合谷はあります。押してあげると、汗、熱を調節してくれるので、冷や汗もすぐに止まります。その他にも頭痛、便秘、歯痛、生理痛にも効くので、健康的になれるツボでもあるでしょう。