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冷え性なのに汗かき、そんな症状を改善するには

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冷え性なのに汗かきの理由

冷え性なのに汗かきの症状で考えられる可能性

  • 水分代謝が悪い(内臓型冷え性)
  • 下半身型冷え性(自律神経失調型冷え性)

この2つの原因が考えられます。

水分代謝が悪い(内臓型冷え性)

水分代謝が原因の汗かきとは

冷え性なのに汗かきという人が、冷え性を改善しようと体を温めたら、すぐに熱くなってしまって汗をかき、汗をかいた分だけまた体を冷やしてしまう。こんな悪循環を繰り返してしまう事があります。

このタイプの「冷え性汗かき」は水分排出の悪さが原因です。汗をかくから水分代謝は良いと思うかもしれませんが、実際は真逆で、水分代謝が悪いからこそ冷え性にもなるし、汗かきにもなっています。

体に余分な水分が溜まっていると、体はその水分を体外に排出する機会を狙っています。それが汗かきの原因になり、汗をかく事でますます体を冷やし、排出出来ないままの余分な水分で冷えを加速させる仕組みです。

水分代謝を改善する対策

冷え性汗かきを改善する対策は、水分の代謝を良くする事です。水分代謝を改善していく為には水分を必要以上に溜め込まないように、過剰な水分摂取や塩分摂取は控える事が大切です。

また、暑いからという理由で冷たい飲み物や食べ物ばかりを摂取していると、内臓が冷えて動きが低下してしまいます。内臓の冷えは基礎代謝を低下させ、体の巡りもますます悪化してしまいます。そして体にキャピトンを作り、むくみや冷えを生む悪循環になります。

食事や水分は温めて食べるようにして、内臓を冷やさないような対策を取りましょう。また、どんなに温かい食べ物でも、香辛料が多いものは刺激が強く余計に汗をかいて体を冷やします。食べる回数を減らすなどの対策をしてください。

体の水分を排出するカリウムを多く含む新鮮な野菜や果物、体温をあげる効果のあるたんぱく質を豊富に含んでいる魚や肉、大豆製品などをバランスよく摂取しましょう。

ダイエットは冷え症の原因になるので、止めておきましょう。運動不足は、新陳代謝を低下させてしまいます。代謝が悪くなると、汗はベタベタで臭いが強い汗になってしまいます。汗や臭いを抑える為にも日常で適度な運動を心がけるようにしてください。

1日の中で30分程度のウォーキングをすると、汗が徐々にサラサラに変わっていき、臭いも気にならなくなってきます。お風呂に入る時もシャワーだけで済まさずにゆっくりとお風呂に入るようにして、汗腺を鍛え、汗かきを抑えましょう。そうする事で臭いも気にならなくなってきます。

睡眠不足になると自律神経が乱れやすくなるので、しっかりと睡眠を取るようにしてください。過度なストレスが原因で内臓型冷え性を招いている事もあります。気分転換出来るように、気の合う友人とおしゃべりをしたり、趣味の時間を楽しんで、ストレスを発散する事も大切です。

下半身型冷え性(自律神経失調型冷え性)

自律神経失調症が原因となる汗かきとは

冷え性で汗かきの体質の人は「指先や足先が冷たくて、顔がほてる」「体の内側は冷たくて、体の表面はポカポカ」といった冷えのぼせの症状や、その他様々な症状に悩まされます。

例えば、動いただけで手や足裏に大量の汗をかいたり、体がむくみ、めまいや肩こり、頭痛、不眠などの冷え以外の不調も出やすくなります。

この状態の人は体温調節機能が乱れてしまっている可能性があります。特に夏場や冬場は室温と外気温の温度差が大きく、体温を保つ交感神経と副交感神経が活発に入れ替わるうちに、何かの拍子でバランスを崩し、自律神経の乱れを引き起こして冷えのぼせの症状を引き起こしたりします。

下半身は冷えて、上半身はのぼせて熱を持ち、上半身にベッタリと汗をかいたりします。汗もベタベタで臭いがあるので、汗をかく事や臭いが気になったりします。顔や頭などを冷やすことで、一時的には症状が治まりますが、何度も繰り返してしまい、なかなか根本的な解決に至りません。

この場合の対策は原因となっている下半身の冷えを取っていく事が必要です。女性の場合は、下腹部に子宮や卵巣といった生殖器があるので、この部分を冷やしてしまうと、女性ホルモンのバランスを乱したり、厄介な冷えに繋がってしまいかねません。ますます下半身は冷えやすく上半身に熱が集まりのぼせてしまうのです。

さらに下腹部には腎臓や膀胱といった泌尿器もあり、下腹部が冷えると泌尿器の働きを抑制してしまい余計に水分代謝の悪化を招き、体内に余分な水分を溜め込みムクミを招いてしまいます。このタイプの「冷え性汗かき」は漢方なども使って、下腹や下半身の冷えを取って温めていくと、上半身の熱や余分な水分が取れて汗も緩和されていきます。

自律神経失調症と冷えのぼせが起こる原因

ストレスや、不規則な生活や食生活の乱れ、運動不足、その他急激な環境の変化などによって、交感神経と副交感神経のバランスが乱れてしまい、体に様々な不調が現れる事を自律神経失調症と言います。遺伝的体質や性格、ストレスの強度、感受性などで様々な症状を引き起こします。

冷えのぼせもそのひとつで、冷え性の中でも重度な状態です。冷えの原因としては体の筋肉量が少なく、食事量も少ない事で体を温める十分な熱を作れないなどの理由が考えられます。エアコンを多用した体を冷やしやすい環境や、睡眠不足などの生活習慣、ジャンクフードや食品添加物の多い食生活なども自律神経を乱し、冷え性の原因に繋がります。

体が冷えてしまうと、体は頭部などの温度を維持する対策として、末端部分の体温を下げて、その熱を頭部に供給します。また体が熱いと感じると、脳が高温になるのを防ぐ対策として、毛細血管や汗腺が多く分布している頭部や胸などから熱を放出して、体温を下げバランスを取ります。この時、汗腺から臭いの強い汗が出るので、汗の臭いが気になる事もあります。

しかし冷えがさらに進んでしまうと、自律神経のバランスも乱れやすくなり、血管の収縮や拡張をコントロールしきれなくなり上半身に熱が集中してしまいます。またストレスなどから自律神経が乱されると血液循環のバランスが崩れ、上半身だけ血流が増加します。冷えのぼせは自律神経失調型の冷えとも言えます。

冷えのぼせを単なる冷えと放っておくと、疲れや、イライラ、肩こり、むくみ、めまい、頭痛、生理痛、不安など様々な不調を起こしやすくなってしまいます。また内臓型の冷えも招き機能低下を起こさせ、ほかの病気を招く危険もあります。

下半身型冷え性を改善する為には

下半身型冷え性を改善する為には、上半身に負担をかけないように、下半身の冷えを解消する事が重要になります。また、自律神経のバランスを正常に戻していく必要もあります。

下半身型冷え性の改善方法は足を温める事です。入浴時には「足湯」や「半身浴」などがおすすめです。下半身を集中的に温める事で、上半身はのぼせず、下半身が温められ血流が活発になります。

食事は基本的に生よりも火を通したものを食べるようにしてください。豆腐やささみ、胸肉、マグロの赤身など低カロリー高たんぱく質なものを取りましょう。

運動はウォーキングなどの有酸素運動と筋トレを行いましょう。冷え性の場合血液の流れが悪くなり、体温が低下してしまいます。人の体の中で最も熱を出しているのは「筋肉(骨格筋)」です。体温を維持する為の熱のうち6〜7割が筋肉から発散される熱で維持されています。スクワットや腹筋などをして下半身を鍛えて血流をあげましょう。

お腹を揉んだり、腸内環境を調えたり、漢方などで体を温めるように心掛けましょう。寝る前に腹式呼吸をして、副交感神経を優位にして休むようにすると、ぐっすりと眠る事が出来るでしょう。

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