汗をかくことで臭いを解消する
適度な運動は臭い対策にうってつけ
汗腺が弱ってしまうと、汗をうまくかけなくなってしまいます。本来であれば、体内に栄養として吸収されるはずのミネラル分が、汗腺から出ていってしまい、汗の臭いが気になるようになってしまうことが多いのです。汗の臭い対策のためには、スムーズに汗をかけるようにしておくことが重要です。
適度な運動は発汗を促し、汗の臭い対策にぴったりです。新陳代謝が活性化されればイヤな臭いを放つ汗から、サラサラの無臭汗に改善していくことが可能です。運動に慣れていない人は、軽いジョギングやウォーキング、ストレッチなどに取り組むと良いでしょう。
なかなか時間が取れないときや、忙しくて疲れているときなどは、出勤で一駅歩いたり、エスカレーターではなく階段を使うようになしたりするだけでも効果が期待できます。
入浴は体臭改善のオススメ方法
お風呂に湯をはって、肩までしっかり温まるようにしてみてください。シャワーだけではなく、全身をしっかり温めることで、汗腺を鍛え、汗の臭いを解消していくことができます。基礎代謝の底上げをすることは、デトックスをスムーズにすることにも繋がります。
体内の毒素がうまく排出されないでいると、イヤな臭いの汗に結びついてしまうことも多いです。また、入浴にはリラックス効果もあります。凝り固まった筋肉をほぐし、気持ちを落ち着かせることもできるので、ストレスによるホルモンバランスの乱れを解消することもできます。ホルモン分泌が安定することで、汗の臭い対策が出来ることもあります。
水分はこまめに補給する
適度な水分補給は、発汗をスムーズにするために欠かせないものとなっています。こまめに水分を取ることで、デトックスを盛んにし、サラサラの無臭汗に変えていくことができるでしょう。
1日あたり、1.5リットルから2リットル程度の水を飲んでおくのがおすすめです。キンキンに冷えた水よりも、ひと肌程度の水の方が、身体に吸収されやすいので良いでしょう。喉の渇きを感じる前に飲むようにするのが適しています。
生活習慣から臭い対策をする
身体は冷やし過ぎないようにする
発汗のバランスを崩さないためにも、身体を極端に冷やさないようにすることは、とても重要と言えます。暑いシーズンに、クーラーにばかり当たりすぎてしまっていると、身体が芯から冷えてしまい、発汗バランスが乱れやすいです。汗もかきませんが、その分臭いの成分も体内に留まることになってしまい、デトックスのバランスも悪くなってしまいます。
サラサラの汗ではなく、イヤな臭いの汗に発展してしまいやすいでしょう。仕事や学校など、自分で温度を調整できない場合は、首元や足元などの節目の部分を温めるようにして、冷え過ぎないよう対策をしつつ、白湯やショウガ茶など、身体を温める飲み物を取り入れるようにしましょう。
▲食生活は汗の臭いに直結する
脂っこいものや、極端に味の濃いものが好きな人は、汗が臭いやすくなります。揚げ物や甘いものばかりでも同様です。塩分や糖分は、アポクリン腺から出る、臭いが気になる汗の分泌に働きかけてしまうのです。まったく食べてはいけないというわけではないので、バランスを意識しましょう。
汗の臭いを抑制してくれる、ビタミンAやビタミンEと合わせて取るようにするのがオススメです。抗酸化作用が高い成分なので、汗の臭いを元から改善していくことができるでしょう。大豆製品や緑黄色野菜、海藻類などは、ビタミンEやビタミンAがたっぷり含まれています。
更に、調理に使う油も工夫してみてください。オリーブオイルは、非常に酸化しにくいオレイン酸が含まれているため、汗の臭いに繋がりにくいのでオススメです。