このページの先頭です

PR・プロモーション

汗の臭いが気にきなるなら汗をかかなければいい?これは危険!

789views

投稿日:

汗を臭わせないためにやりがちなこと

汗をかかなければ臭いもしない

汗の臭いというのは本当に嫌なものですので、汗をかかなければ臭いとも無縁と思う人も多いはずです。例えば、制汗剤を使用したり、夏場はエアコンのきいた部屋で過ごしたり、走ったりするような運動は避けたりということです。これらは汗の臭い対策として、果たして有効なのでしょうか。

残念ながらこのやり方は、あまり有効とは言えない場合が多いのです。実際汗をかくということ自体、身体にとって大切な作業でもあります。これを抑えてしまうと、身体に弊害が出てしまうこともないとは言えません。

汗をかく習慣がないと汗腺の働きが鈍る

何によらず、本来使用すべきものを使用しなかった場合、その部分の働きは鈍ってしまいます。機械なら、さび付いてしまうということですね。

汗をかくために必要な汗腺ですが、使わないと働きも鈍ってしまいます。つまり、ろ過機能が上手く働かなくなるということです。機能が衰えやすいと言われる汗腺ですので、使わないでいるとあっという間にその働きが鈍くなり、結果として上手くろ過できなかった汗は水分の少ないベタベタした汗になってしまいます。所謂質の悪い汗ということです。

この質の悪い汗の場合、アンモニアなどの成分が濃くなっていますので雑菌が繁殖しやすく、結果として臭いに繋がってしまうのです。

制汗剤などは汗腺をふさいでしまうことも

制汗剤を使用した場合、汗腺がふさがってしまうことがあります。汗が出なくなるわけですので、臭いもしないと思われることでしょう。しかし体内ではその汗の成分は決してなくなるわけでなく、蓄積されてしまいます。習慣的に制汗剤を使用していると、使用しなかった場合の汗の臭いが強くなってしまうこともあるのです。

どうしても今日だけは汗の臭いはさせたくない、という場合の対策としては有効ですが、あまり習慣的に使用するのはおすすめができません。また制汗剤の臭いが汗の臭いと混ざると、場合によってはより悪臭になることもありますので、注意したいものです。

汗をかいて健康にしかも汗の臭い対策を

汗をかけば臭いがする

それでもやはり、汗をかいてしまうと臭いが気になるという方もいるでしょう。そういった場合、安易に汗を止めたりせずに、自分の周りの状況をチェックしてみることも必要です。生活習慣や、汗をかいた後の始末などを見直してみると、汗の臭いを強くするような対策も発見できるはずです。

かいた汗を放置していないか

汗をかくという生理現象は、上がり過ぎた体温を下げるためです。つまり、運動して体温が上がり、気温が上がった時の体熱コントロールや、また病気などで熱が出れば下げようとして汗が出るわけです。

水分は蒸発する時に、付着している場所の表面の温度を下げます。つまり汗の役目も、ここにあるということです。しかし普通の水がこぼれた時と違って、汗は場合によっては次から次へと流れ落ちるものです。

正直なところ、身体がずぶ濡れ状態になることもあります。そこまで濡れ続けると今度は、体温が下がり過ぎてしまいます。タオルなどで拭いておかないと、冷えを呼んでしまいます。

またこの場合、蒸発しきれない汗が残ると、これが原因で臭いが強くなります。特に湿度の強い時期はしっかりと管理しないと、汗の臭いが増すということです。

梅雨の時期、大して気温は高くないのに何故か汗の臭いが強いというのは、蒸発してくれない汗のせいと言っていいでしょう。この場合の対策としては、タオルなどでこまめに汗を拭うというのが最も有効な手段です。

通気性の悪い素材の衣類を使用していないか

衣類にも注意が必要です。何故なら汗は、蒸発によって体温をコントロールするために出ているので、体温が落ちなければ汗も止まってくれません。通気性の悪い素材の衣類だと、汗の渇きも良くないので蒸れてしまいます。結果として衣類の内側に溜まった汗は、臭いを増加させてしまうのです。

また衣類の素材によっては、汗を溜め込んでしまいそこで雑菌を繁殖させてしまいます。通気性の良い、速乾性のある素材の衣類を着ることでも、汗の臭い対策が大きく前進します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です